介護施設での基本的な仕事内容

利用している要介護者の身の回りの世話全般が、介護施設での仕事内容です。介護施設を利用する高齢者は、自分では一般的な日常生活を送れないことが多いです。そのため、介護職が手を貸す形で、日常生活を送れるようにするのが基本になります。

介護施設の仕事として代表的なのは、入浴の介助です。足腰が悪い要介護者は、自ら浴室まで行くのが困難です。また、浴室で転倒してケガをするリスクが高いです。そのため、介護職が寄り添う形で、トラブルのない入浴を実現させる必要があります。要介護者が自ら手足を動かすのが大変な場合は、介護職が身体を洗うことも珍しいことではありません。入浴介助の頻度は介護施設によって異なりますが、最低でも週に2回は必要だと、法律によって定められています。

そして、排泄介助の仕事もあります。具体的な内容は要介護者の状態によって異なり、自力で排泄ができるのであれば、トイレまで寄り添うのが介護職の仕事となります。寝たきりなどでトイレに行くのが困難であれば、おむつの交換を行います。また、病気によって人工肛門となっている場合は、ストーマ装具を交換することもあります。

介護施設の中には、要介護度が比較的低い人が対象のものもあります。その場合は、介護職の仕事は生活のサポートが中心になることが多いです。入浴や排泄などは要介護者が自ら行い、介護職は食事の用意をしたり、清掃を行ったりします。また、余裕があれば、要介護者の脳機能を高めたり、状態を維持したりするために、レクリエーションを行うことも少なくありません。